B-4 シニア

無限の創造力でシニアの持つ”ちから”を活かすコーディネーション

コーディネーターの着想・発想・創造力でシニアの居場所と出番を考える

日時:3月4日(日) 9:30〜13:00

定員:30名

対象:

*シニア、高齢者層にかかわるコーディネーター

*シニア、高齢者層の社会参加に関心のあるコーディネーター

「人生100 年時代」といわれる本格的な長寿社会が到来しつつあります。人生後半をどう生きるのか。だれもが自分らしく生きるために、コーディネーターはどのような視点でシニア・高齢者をとらえ、その経験値、学び、身体の衰えも含め、地域社会とどうつながりをつくるのか。コーディネーターの着想、発想、創造力が今求められています。

その人の豊かな生き方に関わるほんとうのコーディネーション力について、みんなで考えます。


講師・ファシリテーター

松田 道雄さん

尚絅学院大学エクステンション センター長

 

1961年生まれ。中学校教員在職中に大学院に入学し、おばあちゃんと子どもが生き生きする相互関係性を駄菓子屋で見出し、『駄菓子屋楽校』にまとめる。同時に、だれもが店主のように、自分の関心ごとを(駄菓子の代わりに)「見せ」合いゆるやかな関係を育む「だがしや楽校」を考案。そのような集いをコーディネートし、個々のつながりによって個も全体も生き生きするファシリテーションを様々な分野で試み中。人生100年社会、何歳でも駄菓子屋的活動(自分ができることを見せて他者と関わる)ノウハウを、各地のシニア学習で伝えている。『関係性はもう一つの世界をつくり出す』、『だがしや楽校のススメ』(共著)、『人とかかわるコミュニケーション学習帳』 他。


事例発表者

斉藤 むつみさん

公益財団法人長野県長寿社会開発センター シニア活動推進コーディネーター

 

平成21年~27年の6年間、(公財)長野県長寿社会開発センターが主催する長野県シニア大学長野学部の社会活動推進員を担当。「第2の人生」を私らしく生きたいと、新たな出会いや発見を求めて入学する多くのシニア世代と出会い、「経験」という高齢者ならではの豊かな蓄え(可能性)に触れる。翌年からは、シニア活動推進コーディネーターとして、関係機関と連携しながら、高齢者が生きがいを感じながら活躍できる場へのつなぎ役となり、現在に至る。


事例発表者

安西 春樹さん

東京都中央区生涯学習指導委員

 

2001年より東京都北区教育委員会事務局にて社会教育指導員(非常勤専門職員)として勤務。2006年より東京都中央区生涯学習指導員(非常勤職員)として勤務。家庭教育支援、少年リーダー研修、知的障害者青年学級、区民カレッジ(成人教育・高齢者教育)等の学習講座の企画・運営のほか、ボランティア養成講座などに関わる。地元では、知的障害のある方の青年学級や通所施設で介助・補助スタッフとして20年ほど参加している。 



【担当】

戸田 千登美(長野県長寿社会開発センター、JVCA 運営委員)

岩崎 明弘(長野県社会福祉協議会)

斉藤 むつみ(長野県長寿社会開発センター)