A-6 社会教育

子ども・若者の育ちと大人の学びをつなげる

子ども・若者たちの力を引き出すコーディネーション力を磨く

日時:3月3日(土) 14:00〜17:30

定員:30名

対象:

*公民館職員

*子ども・若者の育ちに関心を寄せる方

*高校生など若者

続可能な地域づくりのためには、これからの社会を支えてくれる子どもたちや若者たちなど、次世代の育ちは大事な課題です。そのためには何よりも気づき・学びの場や機会が必要です。大人たちができることは、そういう場や機会を用意すること。次世代の育つプロセスに関わることは、大人たちにとって、そこに自分自身の役割を見つけたり、子ども・若者たちの育つ姿を通して新たに大人自身の気づき・学びを深めていくことでもあります。そういう場や機会づくりと、彼らの持つ力を引き出すことのできるコーディネーション力について考えます。


講師・コメンテーター

船木 成記さん
長野県参与

 

1989年(株)博報堂入社。ソーシャルマーケティング手法によるビジネス開発に長年携わる。

現在は、自治と協働と学びを中核とした地域づくりが主たる関心事項。元内閣府政策企画調査官、2012年より尼崎市顧問、高知大学客員教授、2017年より長野県参与。他には地球環境パートナーシッププラザ運営委員等を務める。


事例発表者

小池 玲子さん
しがっこクラブ事務局長

 

平成12年しがっ子クラブ(諏訪市地域総合クラブ四賀地区児童育成団体)を立ち上げ、事務局長を担当、地元では、四賀を誇りに思えるような魅力ある地域にしていきたいと、活動している。

16年より諏訪市社会教育委員、長野県社会教育委員連絡協議会の理事、27年より会長、現在に至る。

 

その他、諏訪市行政改革推進会議委員、諏訪市ボランティア・市民活動センター運営委員会副委員長、諏訪市防災会議委員、長野県自主防災アドバイザー等を務める。


事例発表者

小島 一人さん
飯田市公民館主事 

 

飯田市出身。社会教育主事。

平成20年飯田市役所入庁。保健福祉部子育て支援課保育係を2年間務める。平成22年から飯田市川路公民館主事を5年間務める。平成27年度から飯田市公民館主事となり現在3年目。

高校の枠を超え域内の高校生を対象として取り組む「高校生講座」や、社会教育が高校教育と連携した事業「地域人教育」等を通して、高校生の学びに対して社会教育ができることを模索している。

一人ひとりの想いの背景を洞察する、人と人をつなぐなど、「人」と向き合うことを大切に取り組んでいる。


事例発表者

奥野 夏美さん
諏訪市役所市民部生活環境課

 

しがっ子クラブOBとして小学校卒業後もクラブのジュニアスタッフとして活動。

現在、諏訪市役所市民部生活環境課に勤務。

 

しがっ子クラブの環境美化活動に対し協働を進めると共に、他団体や諏訪市ボランティア・市民活動センターとの協働を始め、しがっ子クラブのスタッフとしても活動をサポートしている。


コーディネーター

木下 巨一さん
長野県教育委員会 文化財・生涯学習課 企画幹 

 

長野県教育委員会文化財・生涯学習課企画幹、前飯田市公民館副館長。

専門領域は市民の意識化と組織化。

飯田市時代は、女性の社会参画、多文化共生、地域と学校の協働、地域と高校生を結ぶ取組み、若者の社会参加などに取組んできた。

長野県では、県内各地区で「学びの力」と「自治力」による地域づくりを支える仕事に取組んでいる。



【担当】

竹脇 恵美(木曽町社会福祉協議会、JVCA 運営委員)

木下 巨一(長野県教育委員会)