A-4 病院

【徹底分析】リスクマネジメントの実際に学ぼう!

病院ボランティア受け入れにおける事例を素材に

日時:3月3日(土) 14:00〜17:30

定員:15名

対象:

*病院ボランティアコーディネーター、関係者

*ボランティア受け入れにおけるリスク管理に関心のあるボランティアコーディネーター

ランティアを受け入れる場面ではリスクも生まれます。とりわけ病院は体力や免疫力などが低下した方々がいる場所であり、個人情報やプライバシーが集まることからも、外部から人を迎え入れることには慎重かつ消極的になりがちです。しかし一方で、病院におけるボランティア受け入れの効果やメリットには一定の実績と評価がされている分野であり、そのシステム作りや組織内外の調整にあたってきた実践に学ぶべきことが少なくありません。実際のコーディネーションとリスクへの対応事例を素材にしながら、その着眼点や対策などを共有しましょう。


講師

斉藤 悦子さん
病院ボランティアコーディネーター研究会、JVCA理事

 

個人的な関心から関わり出した病院ボランティア!気づけば30年以上になりました。その間よく受けた質問に「病院でボランティアに何ができるのか?」「何をしてもらうと良いのか。」ボランティアからは「仕事をくれない」などが高い頻度であります。今もあまり状況は変わっていないでしょうか?病院でのボランティア活動は医療行為以外であればプログラム展開できると考えてきましたが、実際はどうなのだろうかとこの頃思います。特にこの5年ほど感染症対策が大きな課題となってボランティア活動もそれに伴い見直しを図る所が出ていると聞きます。病院ボランティアコーディネーションに占めるリスクマネージメントの比率も高くなりつつあるのではないでしょうか。リスクとはそしてそのマネージメントとはについて改めて実践者から学び共に今後の方向性を考え実践に活かすことが出来れば幸いです。


事例発表者

伊藤 和子さん
東邦大学医療センター大森病院 ボランティアコーディネーター

 

東邦大学医療センター大森病院看護部に所属し、主に看護師の教育に携わった後、2012年よりボランティアコーディネーターとなり現在に至る。委員会立ち上げから7年経った前任者に引き継ぎ丸6年間、ボランティアの存在を職員に認知してもらうこと、ボランティアがやりがい・生きがいを感じ継続して活動できる環境作りを目標に取り組んでいる。


ファシリテーター

後藤 麻理子さん
認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会 理事・事務局長

 

東京都社会福祉協議会に入職後、高齢者の職業・生活相談、東京ボランティアセンターにおけるボランティア活動推進全般を担当。その後北区ボランティアセンター(東京)に出向し、地域における活動推進、地域福祉活動計画などの策定に携わった。

全国のボランティアコーディネーターと関わる中で、ボランティアコーディネーションの重要性と日本における認知の低さを痛感。仲間とともに2001年日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)を設立。しばらくは本業の傍らボランティアで事務局長を兼務していたが、2005年に前掲を退職し、専従事務局長に転職、現在に至る。



【担当】

市瀬 明美(松本市空港図書館)

後藤 麻理子(認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会)