A-2 居場所

「まちの縁側」は住民自らがつくる地域の安心居場所

「まちの縁側のふりかけ」で劇的に変わる居場所!その「ふりかけ」とは?

日時:3月3日(土) 14:00〜17:30

定員:30名

対象:

*居場所づくりを推進したいコーディネーター

*住民の主体性を育みたいコーディネーター

会的な孤立が進む現代社会にあって、居場所の持つ力に期待が高まっています。さまざまな分野で居場所づくりが進められるようになりました。その一方でやらされ感が漂う居場所も多数見られます。自ら気づき、思いを持った住民が自発的に開く居場所(まちの縁側)は、多様性に富み、形にこだわらない新たな関係性を生む場としての可能性に満ちています。

長野のまちに「まちの縁側5,000 カ所」を目指して、育み続ける取り組みをもとに、今あるものを活かして、安心居場所に変身させる「ふりかけ(コーディネーション力)」について考えます。


講師

延藤 安弘さん

特定非営利活動法人まちの縁側育み隊 代表理事

 

 

レンゲ畑のひろがる大阪に 1940 年 12 月生まれる。北海道大学工学部建 築工学科卒業、京都大学大学院修了。京都大学助手、熊本大学教授、名城 大学教授、千葉大学工学部都市環境システム学科教授、愛知産業大学大学 院教授をへて、現在、NPO 法人まちの縁側育くみ隊代表理事。エ学博士。 

京都のコーポラティブ住宅ユーコート、熊本のもやい住宅Mポート、神戸の真野地区まちづくり、世田谷のまちづくり等、全国各地の住民主体の住まい・まち育てにかかわってきた。今、名古屋の都心錦2丁目長者町地区の「まちの会所」を根拠地にして、地元のまちの再生と全国各地のまちの縁側を育み、多様なまち育てに身をのりだしている。2008 年国立台湾大学客員教授を機縁に、台湾の原住民居住文化の継承と再創造プロジェクトにもかかわっている。3.11 後仙台荒浜のふるさと再生支援に赴いている。

『「まち育て」を育む―対話と協働』、『マンションをふるさとにしたユーコート物語―これからの集合住宅育て』(昭和堂)、『こんなまちに住みたいナ-絵本が育む暮らし・まちづくりの発想』(晶文社) など著書多数。


事例発表者

西澤 淑恵さん

まちの縁側育みプロジェクトながの 事務局 

 

まちの縁側育みプロジェクトながの事務局、社会福祉士。

平成16年~29年、長野市社会福祉協議会に勤務。その間のボランティアセンター所属の5年間は、まちの縁側事業担当となる。平成22年に立ち上がった「まちの縁側育みプロジェクトながの」との協働による「長野市内まちの縁側5,000ヶ所」を目標に縁側推進活動を行う。平成27年から「まちの縁側育みプロジェクトながの」の事務局担当として現在に至る。

平成30年1月まちの縁側事例集第2弾を発行。


事例発表者

松枝 芳子さん

弘誓ふれあいサロン スタッフ

 

昭和57年から長野市弘誓(ぐぜ)地区在住。平成19年に民生委員になり「ぐぜふれあいサロン」に携わる。現在は、ぐぜふれあいネットの連絡員として日々地域のニーズ把握に努めている。また障がい者施設や病院でのボランティアや花と緑で地域を元気にするボランティアグループにも所属。様々な活動において住民コーディネーターとして実践中。



【担当】

村瀬 和子(まちの縁側育みプロジェクトながの)

仲村 三枝子(まちの縁側育みプロジェクトながの)

西澤 淑恵(まちの縁側育みプロジェクトながの)